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『テンペスト第1巻~第4巻』池上永一・著 角川文庫  読了しました~~(^^)v

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昨夜、寝る前に読み終わったのですが
まだ感動の余韻に浸ってる状態です(*^_^*)♪
この作品は読み応えありました。

面白かった~~~~


今、NHKのBSで連続ドラマで放送中の原作。
日本では激動の幕末の頃。
琉球王国で、学問を許されない女が宦官と偽り、
役人として王宮に上がり、
政治の最前線に立った孫寧温の波瀾万丈な人生の物語。


次々に起こる王宮の危機を孫寧温の知識と先見の明で
機転を利かせて切り抜ける爽快な気分を味わい、

女なのに女の部分を殺して生きなければならない、
せつない恋を経験。

孫寧温の立場だけでも、かなり面白く感じるのですが
絢爛豪華な王宮や美しい海に囲まれた景色を背景に、
清と薩摩藩との微妙なバランスを保っていた琉球王国を
知ることができる。
沖縄ってホントに外国だったんだなぁ~~

登場人物が多いのに、それぞれのキャラがとっても細やかに
描かれていて、心情描写もきっちりしているので
どの登場人物にも作者の愛情が注がれていることがわかります。
なので、主人公の孫寧温はもちろんのこと、
神童と言われた朝薫、薩摩の武士・朝倉
寧温の優しい兄・嗣勇
そしてとっても悪役の聞得大君だった真牛でさえも
とっても魅力的なのです。

個性的で魅力溢れるたくさんの登場人物の中でも、
特に私のお気に入りは、後半から登場する側室の真美那さん。
お嬢様育ちの彼女が出てくるシーンは、
とにかく陽気で何がおこるかわからない楽しさがあるのです。
国宝級の茶碗を割って騒ぎを起こして寧温を助けたり、
寧温を真似て男装してみたり。

ストーリーはとにかく、波瀾万丈で
山あり谷ありというのが激しすぎて、
寧温はなんども生きることを諦めそうになるのですが、
そのたびに天からの声なのか国土の声なのか、
不思議な力に助けられ、生かされ、
さらにパワーアップして、男(宦官)として、
女として、母として生き抜いていくんですね(^^)

この強さが素晴らしい。
美貌とずば抜けた頭脳とを持ち合わせているだけでなく、
人を惹きつけてやまない魅力的な主人公。

次々に待ち受ける運命に翻弄される寧温に
さらに近代化という時代の波まで押し寄せてくる。

そっか~。琉球王国の最期ってこんなんだったのか~
ってところまで知ることができて、
さらに、最期までドラマティックに描かれて、
どどーんと感動にひたってしまいました\(^_^)/



余談ですが
女なのに男として生きるっていうのは、
実際にはないことかもしれないけれど、
ワクワクドキドキする設定なんですよね、きっと。
この設定だけで、
子どもの頃に読んでいた漫画を思い出しましたよ♪
池田理代子さんの『ベルサイユのばら』や『オルフェウスの窓』は
大好きでしたよ!
孫寧温はオスカルとかユリウスよりもさらに魅力的(^^)
この作品もコミック化しても人気が出そうな気がする☆


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コメント

非公開コメント

いや~っ、嬉しいっ(´∀`)
ようやく、ネタバレを気にせずにテンペストのことを語れるッ(笑)
もうね・・全て仰ることよーくわかりますよっ☆
ちなみにあけぼうのお気に入りは朝薫と真牛です。
この本で、すっかり琉球に魅せられてしまいましたよ~。
今沖縄へ行けば、色々と興味を持って首里城とか見学できるのにな~って思いました。
美しさとともに、無常を感じることが出来そう・・・。

あけぼうさん

やっぱり、沖縄行きたくなりますよね~(((o(*゚▽゚*)o)))
首里城見たいわ~♪
そしてテンペストの世界にどっぷり浸りたい☆
最近はテンペストツアーもあるらしいですね(^∇^)


私も真牛は後半になって好きになりましたよ(^_^)
なんといっても、あきらめが悪いところは生命力にも
つながってるなと感心しましたから。

テレビはなかなか…

こんにちは

毎週見れないっていうか、まったく見てないので、本がありましたね。
そうですね、読みます
そろそろ読書の秋ですしね(沖縄はもちょっと夏続きますが)
いつもmisachi68さんにキッカケ作ってもらってます。
ありがとう!

はるさーメイさん

嬉しいです(^^)キッカケになったなんて~\(//∇//)\

なんといっても琉球王国のお話ですし、
はるさーメイさんにはぜひともオススメしたいです☆
いいなぁ~あの作品に出てくる青い空や海がそばにあるなんて!

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