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映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』

どんな風に感想を書けばいいのか、ちょっと迷っていた。

いい作品だったと思う。

戦争映画って、実はあんまり好きじゃ無くって、
映画館に出向くことはほとんどなかったんです。
エンターテイメントとして、迫力ある映像とか、美化された戦争は
見たいとは思わなかったから。
ですが、この作品は大場栄という大尉が「生きて帰る」ことを
指揮したとして宣伝されていたので、・・・

っていうか、竹之内豊さんが主演だから観たかったんです~(^^)V


公開前後にTVでPRしてたり、予告編も見てたんですが、
あの時代、戦地でお国のため天皇陛下のためと、
「死ぬこと」恐れず、飛び込んでいった人たちが当たり前だった時に、
「生きて帰ろう」と部下達や民間人を守った大場栄大尉を主人公に描いたのだと。
戦地はサイパン。
1944年から1945年の12月まで。
アメリカ軍との戦いの末、タッポーチョ山に身を潜め、
民間人を守り、最後まで投降せずに、
日本の勝利を信じていた。


この作品は、アメリカ側の視点からも描かれていて、
当時の感覚を知らない私たちには丁寧な説明をしてくれている役回りのようでした。
もともと原作はアメリカ人なんですね。
「日本人がなぜ自殺するのかわからない」という質問に、
日本通の兵士が将棋のコマを使って説明していました。

敬意を表して「フォックス」と呼んでいたのかもしれませんが、
フォックスらしさは、どんなところを指していうのかが
いまいちわかりませんでした。
そして、タイトルの「太平洋の奇跡」の”奇跡”ってどういうことを
いってるのかがピンとこない。

期待しすぎていたのかもしれません。
ものすごい感動したかったのかも。

実在の人物ですし、フォックスと呼ばれるくらいに数々のエピソードがたくさん
あったに違いないのですが、
それも淡々と少しずつ断片的に見せられたのでは、
今ひとつ、大場栄大尉の「人となり」が見えにくかった。
もっと大場栄大尉の細かいエピソードでリアルさがあればよかった。

期待しすぎてた分、ちょっと残念。

じゃ、この作品に対しての評価が低いのかというと、
そんなことはないんですよね。
俳優さん達のものすごい熱演も良かった。
竹之内豊さんはもちろん、唐沢さんも、山田孝之さんも、井上真央ちゃんも良かった!
戦争の悲惨さも伝わってきますし、
何より、前向きに生きてた兵士達がいたことがわかって良かったです。


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コメント

非公開コメント

おお~もう観に行かれたんですね~。
竹之内豊さんが出ているから!シンプルかつわかり易い。あけぼうも、それには深く同意いたします(笑)
映画キャンペーンの一環なのか、先日この人の話をTVでやっているのは観ました。夫婦愛には泣けましたよ・・・(´;ω;`)

わわわ!さすがmisachi68さん!
竹之内どんは早くチェックされていますね(^^

(私は戦争映画はどちらかというと苦手で
たぶんこれも観ないだろうなと思うのですが)
竹之内どんの軍人役ってめずらしいので
やっぱり気になります。

「生きて帰れ」という命令は戦時下でなければ大前提のことなのに
戦争ってあらゆる道徳がきかなくなるんだなと思いました。

あけぼうさん

大場栄さんの話をTVでやってたんですか!?
しまった!それは見逃してしまったわ(^_^;)
その番組で予習してから観ればもっと良かったかも。

やっぱ竹之内豊さんはイイ!!言葉以外の表現も優しいと思います。
「無口で野武士のような人だった」というご家族の話を聞かれたうえでの
役作りに取り組まれたそうですよ。

のりさん

やっぱりね~竹之内豊さんははずせませんよ!

私もね戦争映画はかなり苦手なので、
映画館にわざわざ観に行くなんて、
大人になってからは初めてですよ(^^)V
だけど、食わず嫌いは良くないかなとも思いますしね。

みんな竹野内豊好きですねw もちろんあたしも好きですよ!

「生きて帰れ」ってきっともっとあったんだと思います!
あたしもTVで逸話を観ました。本当に夫婦愛には泣かされますし、ちょい前の日本人の素晴らしいことも教わりましたよ。
本も出ていますよ『大場栄と峯子の戦火のラブレター』です。

きぼう丸さん

> みんな竹野内豊好きですねw もちろんあたしも好きですよ!

うれしいわぁ。
私の周りにはあんまりいなくて、ブログで言ってみて良かった(^^)V


> 本も出ていますよ『大場栄と峯子の戦火のラブレター』です。

それ、読んでみたいかも。
戦時中の話って、わからないから避けてきて大人になっちゃいましたが、
今さらですけど、いろいろ知りたくなってるんですよね。

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