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その日のまえに

その日のまえに (文春文庫)その日のまえに (文春文庫)
(2008/09/03)
重松 清

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職場の同僚が「読んでみて!」と貸してくれた本。
これは、書店でいつも手に取ってみては、テーマが重そうで
購入にいたらなかった作品。
だから、存在は知っていた作品でした。

この作品は『死』と向き合うことをテーマにした内容を集めた、
連作短編集です。

重松作品らしく、軽い語り口で読みやすいのだけど、
やはり内容は【余命宣告された人・その家族】がメイン。
細やかな心の奥の襞まできっちりと丁寧に書かれている。

3つめのお話あたりから、もう、涙なしでは読めなくなってしまった。
それぞれの話の主人公はどれも42~45歳となっていて、
私と年代はピタリと一致する。
そして、家族に病人をかかえている私には
これらの話の登場人物の心情についシンクロしてしまう。

私よりも先に読み終えていた中学生の娘は
「面白かったよ。重松清の本ってやっぱ読みやすい」と、
たったそれだけの感想。
別にそんなに泣くほどじゃないらしい。
やはり中学生はまだ感情移入するほどの年齢じゃないですね、この話。

泣きたい人にぜひ。


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コメント

非公開コメント

タイトルと表紙のイラストだけで、もう泣きそうになりますもん・・・・。・゚・(*ノД`*)・゚・。
そしてやっぱり、内容も・・・やっぱりなのですね~うんうん。

こんばんは。
この手の本、私も泣いてしまいそうです。
病気などの実感のない頃だと
泣いたりしないんでしょうけど
身近になってくるとシンクロしちゃいますよね。。

あけぼうさん

もうハンカチ片手に読んでました。
涙が出ちゃう場面がたくさんありすぎて。

悲しくて泣くっていうより、
悲しみを乗り越えようとする人たちにじーんときちゃいます(ノ。<。))))...

*hana*さん

そうなんですよ。
15年くらい前だったら、きっと泣かなかったと思います。
だけど、身近な人も自分も年をとっちゃって、
いつ『その日』がきてもおかしくないということも
わかってきたんですよね。

でも、読んだ後は不思議と前向きに『生きる』ってことを考えるように
なりますし、
読後感はさわやかです(=^0^=)