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本『絵金、闇を塗る』






またまた絵師の話。
そして木下昌輝さんの作品なのだ。
面白くないわけがなかろう。
実在した絵師、絵金の話。
絵金に関わった者たちが
語り手となっている。

時代は幕末、舞台は土佐。

江戸時代、狩野派が日本画壇を支配していて
ー狩野派に非ずんば、絵師に非ずー
とまで言われた。

土佐藩でも狩野派の絵師をお抱え絵師にしたいと考え、
幼い子を狩野派に弟子入りさせて育てようという策に
絵金がみごと合格。
しかし、下品で猥雑なモノを大胆な筆致で描く少年に
手を焼く大人たち。

無事狩野派に弟子入りするが、
普通は10年かかる修行も3年で修めて土佐に戻ってくる。
天才なのだ。

そして彼の描く絵がさまざまな人の裏側をあぶり出して
どろどろしちゃうのだ。
もう、絵師としての技術だけじゃない、
何か違うものも見えていて絵に塗り籠めている。

絵金の絵からその何かを受けとっちゃって深入りすると
人生狂わされていくってことね。

幕末だし、土佐だし、有名どころも出てきます。
岡田以蔵、武市半平太、坂本龍馬も出てきちゃう。

なんせ妖なので、ダークな雰囲気。
面白い。こういうのめっちゃ好みです。

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コメント

非公開コメント

No title

絵金蔵って高知にあって、前々から行ってみたいんだけど、結構辺鄙なところだから、まだ行けてないんだよね。
これを読んだら、ますます行きたくなりそ~!

あけぼうさん

そっか、辺鄙なところなのね、(´・_・`)
行きたいな〜〜絵金蔵。
地域でみんなで大切にしてるっていうのがすごいよね。

No title

辺鄙っていうか、なにしろ四国でも四国山地を越えるかどうかで心理的な遠さがかなり違ってくるんだよね(^_^;) 
経路の大半は高速道路だから、わかりやすくはあるよ~。
ちなみに毎年、絵金祭りというのが催されるので、それに合わせて行くのがおすすめ。
わたしもそれを狙ってはいる…(なかなか実行できてないケド)
翌日は高知か、室戸方面かの旅行だな~。

あけぼうさん

そうそう、絵金祭りがいいな〜〜〜って思ってる◟(๑•͈ᴗ•͈)◞
しかし、真夏なのでそんなお出かけが簡単ではないのですが
行ってみたいわ〜〜

しかし、もしかしたら高知に行けないかと今狙ってることがあるんです。
でもそれはまだまだ未定だし、夏ではない(・_・;)
せめて絵金蔵〜〜

やっぱり、香川と徳島にほんの少し足を踏み入れただけなので
四国山地の山をわかってなくって。
マップで見たら高知の中では行きやすそうな場所じゃないかと甘くみてます。へへ