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本『道徳の時間』読んだ

今年の江戸川乱歩賞受賞作品。昨年の受賞作、下村敦史氏の『闇に香る嘘』が面白かったので、今年の受賞作はどんなもんかと読んでみました。受賞作って単行本の巻末に選評とか他の候補作についても選考委員の方のコメントが掲載されてるんですよ。今までの受賞作のリストとかも。そのリスト見たら、活躍中のミステリー作家さんが本当に多いのね〜新進推理作家の登竜門っていうのもわかるな。ところが選評の方は、今回は該当作なしで...

本『三人屋』読んだよ

朝は三女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、夜は長女のスナック――可笑しくて、ホロリとしみる、商店街の人情ドラマお年寄りの多いラプンツェル商店街で、「ル・ジュール」が再開店した。時間帯によって出すものが変わるその店は、街の人に「三人屋」と呼ばれているが、店を営む三姉妹は、そのことを知らない。近所に住むサラリーマンは三女にひと目ぼれ、常連の鶏肉店店主は出戻りの幼なじみにプロポーズ、スーパーのイケメン店長の新...

本『生還者』面白かった~!

デビュー作『闇に香る嘘』がめっちゃ面白かったので、最新作も楽しみにしてました。期待を裏切らない、ずっとドキドキしながら読める面白さでしたよ!物語は、ヒマラヤの世界第3の山カンチェンジュンガで雪崩により遭難した登山者のうちの一人・高瀬が生還してきたところから始まる。彼はメンバーのうち遺体が発見されてない加賀谷だけが自分を助けてくれた英雄で、他の遺体となって発見された登山隊は自分を嘲笑し見捨てたと記者...

本『君の隣に』

横浜・伊勢佐木町で風俗店『ピーチドロップス』を営む大学生・早瀬俊。彼は進藤翼という少女と二人で暮らしていた。深い翳を宿す青年・早瀬と、非の打ち所がない少女・翼。店の常連客、翼の担任教師、老いた元警官など周囲の人物たちから、少しずつ早瀬と翼の秘密が明かされていく―。埋めることのできない「喪失」。「生と死」を描いてきた著者が投げかける新たな傑作!この物語の行く末は?驚嘆のミステリー!!(Amazonより)Amazon...

本『王とサーカス』読了

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。「この男は、わたしのために殺された...