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本『師走の扶持』読んだ




その病に、理由あり――。妊娠したという幼い娘が持参した丸薬の秘密。薬種屋の主が、仕入れの旅に出ないと言い出した理由。どんな薬を煎じても一向に治らない咳病とは……。京都・鷹ヶ峰で幕府直轄の薬草園を営む藤林家で養われた女薬師・元岡真葛が、薬草を通じて隠れた悩みを解きほぐす。(Amazonより)


連作短編です。
最近お気に入りの澤田瞳子さんの作品です。
今でいう薬剤師さんよりも、生薬を育てるところから頑張ってるのでなかなか大変そうw
それが、薬草や医術の知識だけじゃなく、
病んでいるのは人間の感情の部分だったりするのを
解きほぐすんですね〜。

これまで読んでた澤田瞳子さんの作品はどっちかっていうと
かなり熱い思いを持ってる若者が主人公だったり、
仕事に打ち込む職人だったり、
青春お仕事ドラマ的な雰囲気だったと思ってるんですが、
今回は、病んでる理由を推測するその思考の深さが素敵な女性の
日常ミステリー江戸時代版って感じでした(^-^)

読みやすくて面白かったです。
さすが、短編も面白い。

Amazonを検索してて、この作品がシリーズ物の2作品目だとわかりました。


これも読まなくっちゃ!
文庫がそろそろ出るんじゃない?


今回は図書館で予約したタイミングが入荷したてだったのか、
多分、一番乗りで借りたんだと思いますo(^▽^)o


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コメント

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No title

生薬もの♪ほう! 気になります。
玉坂の母方の祖先が尾道の薬屋さんだったそうです。天命堂「和胸丸」って金看板と、復刻版の江戸時代のポスターも見ました。彼の地には誰も縁者がなくてお墓だけ。でも墓石には屋号が書いてあります。80過ぎの伯母は、この表紙絵みたいな薬研をゴリゴリした記憶があるとか。戦前裏庭に赤い花の畑があったとか?(ヤバイヤツカ?) 
あーこの本もメモメモ。(^^)京都鷹ケ峯ってとこもいいですねえ。

玉坂めぐるさん

お薬屋さんとご縁があるんですね(^-^)
ちょっと昔は生薬って身近な存在だったのかも〜って感じました。
漢方薬も好きだけど、ほとんどは普通にお医者さんで処方してもらうよくわかんない薬なので
こういう話は興味あるんですよね〜
生薬の話も、人情話も面白かったですよ☆

No title

おお、なんだか木曜時代劇でやって欲しいようなお話だねぇ。
漢方とか薬膳が最近気になっているので、興味あるわあ。
澤田さんの本、今年かなり読んだんじゃない?良い出会いだったね☆

あけぼうさん

木曜時代劇!ぴったりなドラマ枠ですね〜(^-^)
漢方の聞いたことある名前がちらほらありましたよ。

ほんっとにすっかり澤田さんのファンです。
女性らしい細やかな描写がやっぱりいいわぁ。
あけぼうさんのおかげです。